デリヘルの『SMプレイ』

会社では多くの部下がいて頼られることが多いけど、実は……

「ダメ人間」だと罵られたい。

ハイヒールを履いたOL女性を見るたびに、そのハイヒールで踏みつけられたいと空想する。普段は周囲から優男と褒められるけど、実はキレイな女性を見ると、無性に虐めたくなる。

このような願望を持っている人は、もしかしたらSまたはMかもしれない。

Sというのはサディズム(加虐)のことであり、相手に苦痛を与えることに性的興奮を覚える人を指す。サディズムというネーミングは、作家マルキ・ド・サドから来ており、彼の小説の登場人物のように加虐的な性癖を持つ人物を、大雑把にサドと言うのだ。

それに対してMというのはマゾヒズム(被虐)のことであり、相手から苦痛を与えられることで性的興奮を覚える。こちらも作家マゾッホから来ており、小説の内容から当てはめられた。虐められることに性的興奮を感じる人を、大雑把にマゾと呼ぶだろう。

人間は誰しも、S・Mの属性を持っていると言われているが、その割合や欲望の深さは人それぞれ。また、SまたはMだからといって、誰でも加虐できればいい、被虐すればいい、というわけではない。一般の男女も、性行為が好きだからといって相手が誰でもいいというわけではないのだ。

SMもそれぞれ性的対象が異なり、自分の好みのタイプとプレイすることで、より大きな満足感を得られる。Sの場合は、どうでもいい人間のことは無視するけど、好みのタイプがいると虐めたくなる。またMの場合は、あの人に冷たく扱われるのはいいけど、この人に舐められるのは腹が立つ……といった感じだ。

SMプレイをする時も、自分に合ったタイプを見つけることが、大きなポイントとなる。

SMプレイを扱っているデリヘルはたくさんあるが、一般のお店ですと、なかなか自分好みのSな女の子、Mな女の子に出会えない。というのも、一般のお店は素人の子が多いので、プレイとしてSMはできるけど、真性のS属性、M属性でない場合、プレイも形式的なものになってしまう可能性がある。

キレイで美しい女王様に思いきり男性器を蹴り上げられたいのに、SMプレイになれていない女の子が来て、恐る恐る男性器を足でふみふみするようでは(それはそれで興奮するかもしれないが)「自分のしたいプレイとは違う……」ということになってしまう。

そのため本格的なSMプレイをしたい人や、「こんなタイプの子とSMプレイをしたい」など具体的な要望がある人は、SM専門店のデリヘルを利用するのが良いだろう。

SM専門店では、男性に弄ばれて喜ぶマゾな女性たちや、徹底的に攻めまくって相手を屈服させるのが好きなサドな女性たちが多く集まっている。また、SM専門店にはそれぞれ得意分野があるので、自分の好みに応じて、さらに専門的なお店を探すのがベター。

たとえば、太った女性が好きで、太った女性に対してサディスティックな欲望をぶつけたいという男性の場合、太った女性ばかりを集めたSM専門店がおすすめ。一言で「太った」といっても、ぽっちゃり系が好きか、自分の身体が包まれるような大きな女の子が好きか、それぞれ好みがあるからだ。

「デブ専」専門店では、それぞれのニーズに応えることができるよう「太った」女性を多数採用しており、さらにSM専門店であれば自分の嗜好に合ったプレイをすることができる。

また、キレイで美しい女王様に罵られたい、女王様の足を舐めたいという人は、プロダクション直営のSM専門店などがおすすめだ。プロダンクション直営のお店では、モデル関係者やAV女優など、選りすぐりの美女たちがお相手してくれる。

SM専門店であれば、ソフトなプレイだけでなくハードなプレイもできるので、非日常的で濃密なプレイを体験することが可能だ。本格的なSMプレイをしたい人は、普段からさまざまな妄想をしていることと思うが、このような専門的なお店を利用することで、その妄想をリアルにすることができる。

ただし、SM専門店といえど、相手の嫌がる行為は強要してはいけない。特にハードなプレイを行う時は、怪我や事故に十分注意しよう。自分がMの時は、相手が加減してくれるが、Sになる時は相手を傷つけないよう注意することが大切だ。

慣れてくると調度良いプレイをできるようになるが、初心者のうちは少し用心深いくらいが良いだろう。SMプレイはあくまでプレイなので、お互いに納得した上で、ルールを守って楽しくプレイすることが肝心になる。