キスの種類とタイミングについて

彼女にキスはするけど、デリヘル嬢にはムダだと思ってせず、いきなり胸を揉んだりベッドに押し倒したりする男性は少なくないのではないだろうか。

しかし、それは少々もったいないことだと言える。というのも、女性はキスによってエッチなモードに切り替わり、身体を触れた時も感度も格段とアップするからに他ならない。女性によってはチュウだけで濡れてしまうという男性もおり、それだけ精神的に満たされる行為なのだ。

つまり、デリヘル嬢(もちろん他の業種の風俗嬢も)に対するキスは無駄じゃないということを忘れないでほしい。

ただし、キスといっても一様ではない。とりあえず唇にチュッとしておけばいいやと思って唇ばかり責める男性も多いと思うが、頻繁に同じ部分を責めるとだんだんありがたみがなくなっていくというものだ。口づけは、これからプレイに突入したい、いい流れにしたいという「ここぞ」という時に行う方が特別感も出て、女性もそのように反応してくれる。ということは、唇には1回のプレイで数回程度しか行うタイミングがないということになる。

もちろん、後述もするがお互いにキスをするのが好きであれば何回もチュッチュしても問題はないだろうが、女性は雰囲気やムードで官能が高まる生き物ということを忘れてはいけない。上手く女性をその気にさせるようなロマンティックな演出を心がけてみてほしい。

ではここぞという時以外は口づけできないのかというと、そういうわけではない。キスというと唇をイメージする男性が多いが、身体へのキスも忘れてはいけない。特に女性は唇に近い頬や、性感帯である首筋にチュッとされるとドキドキするため、女性を喜ばせたいと思ったらそのあたりも責めてみることをおすすめする。

ただし、口づけとともに顔を舐めたりすることは(いわゆる「顔舐め」)、人によって抵抗感があるので、相手の嗜好が分からないという時は、吸ったり舐めたりせず軽くチュッとする程度がよいだろう。

ちなみに、唇同士をプチューッと合わせるのは「プレッシャーキス」、唇をそれぞれ違う男性向にスライドさせることを「スライドキス」、唇を少し開いたまま押し合うことを「スタンプキス」、おでこにチュッとするのは「バードキス」と呼ばれている。

なんだか難しいように感じられるかもしれないが、特に深く考える必要はない。とりあえず相手の肌に口で触れればそれなりに形になるものだし、いわゆる「ディープキス」も、いってしまえば舌を入れるに過ぎない。舌を入れた後でお互いの舌が絡み合ったり、舌に吸い付いたり吸い付かれたりするだろうが、舌の動きに自然と身を任せればよいので、こちらも深く考えなくとも良い。

女性は、性的な意味合いが強いディープなものよりも、スキンシップを目的としたソフトな口づけを好む傾向があるため、無理にディープにチャレンジする必要はないことを覚えておこう。