ショートコース客は嬢からどう思われているのか?

デリヘルの利用時間はお客さん側が選択するものだ。
ある程度区切られた時間をお店が用意し、自分がプレイしたい時間をお財布と相談したりして、決めるというのが一般的なデリヘルのシステムだ。

40分程度の短いコースもあれば、お店によって青天井とはいわないが、何時間でも利用できるコースを用意しているところもある。

では、デリヘル嬢はお客さんにどのコースを選ばれるのが嬉しいのだろうか?
実は、デリヘル嬢はショートコースはあまり好きではないみたいだ。

ショートコースというのは、60分未満のコースのことを指すのが一般的だ。
嬢はこのショートコースが苦手らしい。

デリヘルというのは、移動時間が伴う。
店舗型のお店だったら、移動することなくお客さんがお店に来てくれるがデリヘルはそうはいかない。
嬢をホテルや自宅に送迎して、そこでプレイが行われる。

だからこそ、ショートコースのお客さんばかりだと、移動の時間が多くなってしまい、嬢の稼ぎが減るのだ。

300分のロングコースを選んでくれるお客さんが1人と、50分のショートコースを選んでくれるお客さんが6人いたとしよう。
嬢の実働時間は300分と変わらない。

しかし、ショートのお客さん6人のもとへ向かう移動時間が発生してしまう。
この移動時間が嬢にとっては無駄な時間になってしまうのだ。
ロングコース1人なら、そのお客さんの元へ向かう時間と帰りの時間だけしか移動時間はかからないのだが、ショートコースばかり利用されてしまうと移動時間がバカにならないということだ。

また、ショートのお客さんはケチなお客さんが多いと嬢たちの間でまことしやかに言われている。
コースだけでなく、指名料をケチる、時間がオーバーしても延長料金を支払わない、有料オプションを無料でしてもらおうとするなど、支払うお金をできるだけ減らそうと努力するのだ。

もちろんチップなど一切渡さない。
嬢は仕事なので、できるだけ多くのお金を稼ごうとする。
だが、ショートコースのお客さんはケチなお客さんなので、基本的に支払われるお金以外は全く支払ってくれないのだ。

これではショートコースが喜ばれることはないだろう。
ショートコースが喜ばれるようなときは、「嬢が早く帰りたい」と思っているときだけだろう。
基本的には、やはりロングコースのお客さんのほうが稼げるから嬢にとって喜ばしい存在なのだ。

また、ショートコースを利用するときに絶対にしてはダメなことがいくつかある。

まずは、「嬢を急かす」ということだ
「時間ないから早くシャワー行こうよ」というような急かす行為をショートコースのお客さんからされると、嬢に殺意を抱かれても文句はいえないだろう。

「お金をケチるために自分が短い時間を選んでいるのに、それに合わせるためにいろいろと急かされる」ということをされて、苛立たない嬢はいないだろう。
百歩譲ってショートコースを選ぶのは良いだろう。
しかし、急かすのは絶対にやってはいけない。
急かすのなら、お金を少しばかり余分に支払って、もうちょっと長いコースを選ぶことをおすすめする。

あとは、終了時間までがっつくようなショートコースのお客さんも同様に嫌われる。
中には、最後の最後まで嬢にがっつくようお客さんがいて、「嬢がシャワーを浴びる時間がなくなる」というケースもある。
こちらも、「もうちょっと長いコースを選べよ」と嬢に思われるだろう。

基本的には、デリヘルでのショートコース客というのは、嬢から嫌がられる存在である。
ショートコースを選ぶお客さんで、嬢のことを考えられる余裕を持ち合わせたお客さんはほぼいないと考えていい。

デリヘルを利用するときは、自分のことばかり考えてはいけない。
嬢と一緒にプレイするのだから、嬢のことも考えなければならないのだ。

そういった意味で、ショートコースを選ぶというのは、独りよがりな楽しみ方だといえるだろう。
デリヘルを利用するときは、料金を抑えられるからと短い時間ばかり選ぶのではなく、余裕を持ってプレイできるコースを選ぶようにしたいところだ。