デリヘル基本のプレイ『素股』
デリヘルの目玉といえば、やはり「素股」ではないだろうか。「素股」とは、聞きなれない人には聞き慣れない言葉かもしれない。しかし、デリヘルではこの「素股」が基本といえば基本なのだ。女の子たちの仕事は、主に男性を手、口で気持よくさせて抜く、というのが基本にある。
しかし、素股も忘れてはいけない。素股というのはどういうものかと言うと、男性が寝そべり、女性が騎乗位の格好で上に乗っかり、言葉通り「股」で息子を刺激して抜くという行為だ。本番行為ではない。
この素股も、女の子によってはいろいろある。やはりベテランの嬢だと上手で、もしかして、入っちゃってるのかも!?と思わせるテクニックは誰もがうなずく上級テクニックだ。実際、入ってしまっていることなど一度たりとないのだが。そう思わせるのがテクニックなのだろう。
そういう嬢たちは、うまくローションも利用している。滑りをよくするために必要なものだが、あまりにもぬるぬるすぎて錯覚してしまうのかもしれない。あとは、中に入ってしまわないように、うまく息子を押さえこんでいるというか、なんというか。あのテクニックも素晴らしいものがある。
新人の女の子などに素股をお願いしてみると、これもまた新鮮で楽しいものだ。中には素股自体をあまり知らないという子もいるので驚くが……。店に出る前に講習もあるとは思うのだが、聞いてみると、手と口の講習はあったけど……という女の子が意外に多くておののく。最近、素股というプレイは流行っていないのだろうか? そんなことはないと思うのだが……。
とにかく、何もしらない女の子たちに素股を教えてあげたことが何度かあるぐらい、浸透していないようなのだ。しかしこの教えるのもなかなか楽しいもの。多少、ちょっと痛い思いをしたりもするが、これもまた刺激の一つとして思えば楽しいものだ。
まず、男性自身が中に入ってしまわないように、こうするんだよ、と押さえつけ方から教えるわけだが、そのもどかしそうな仕草がそそる。おかしな話だが、セックスのいろはを知らない初心な女の子に手取り足取り教えてあげているような気持ちになってくるのだ。これももしかすると、いわゆる一つのプレイになるのだろうか。
そうして押さえつけ方を教えたあと、ローションを塗って云々、こうして、ああして、と指導をするわけだが、この時にも痛みが多少あったりする。強く押さえつけられたりとか、強くこすられ過ぎたりとか。この辺りも我慢せずにきちんと教えてあげたほうがいい。加減を知らないと、今後もお客さんに同じことをして、素股はもういい、などと言われるかもしれないのが可哀想だからだ。
そんな指導で最初から最後まで時間を使ったこともある。しかし、昔教えた子などと再び呼んで会うことになり素股をプレイしてもらうと、当時よりも格段に上手になっていて、なんともいえない寂しい感じと、嬉しい感じがごちゃ混ぜになったりする。
うまく言葉には表せないが、ちゃんとうまくなっているという喜びと、自分以外の客で相当練習したんだろうなぁ、という小さな嫉妬だろうか。男なら誰もが持ってしまう感情の一つだと思うので、口にはしないが。
しかし、素股というのは立派な武器になるのは確かだろう。ちゃんと気持ちよくすることができるようになれば、女の子としても凄い武器になる。ぜひ女の子たちにはマスターしてもらいたいものだ。
というのも素股をする際の体位の一つとして騎乗位の形ですることがあるのだが、これがまた景色がいいのだ。女の子が体の上にくるため、下から見る胸元のアングルとか、一生懸命の顔とか、やはりそそられてしまうわけだ。そのあたりのことも女の子に話すと、そんなところで色気を感じるのかと驚かれたが、男という生き物はそういうものなのだ。ぜひまだ味わっていない男性も、したことがない女性も、マスターしてもらえたら楽しくなるだろう。