素股でも楽しめる『側位』でのプレイ

素股には色々な種類があるのをご存じだろうか。

例えば女性が四つん這いになった状態で後ろから責めたり、立ったまま行ったり、その時の流れで色々なやり方を楽しむことができるのだ。

しかし、やり方によっては女性を愛撫することが難しかったり、体力を使う姿勢のために途中で疲れてしまったり、2人の体格が合わずやりにくかったりと、思うようにいかないケースもあることだろう。やり慣れていない初心者にとっては、なおさら難しく感じることもあるかもしれない。

そこでおすすめなのが、側位だ。側位とは、男性と女性が寝そべった状態でするプレイのこと。やったことがなくても一度は聞いたり見たりしたことがあるのではないだろうか。

ところで、この体位には3つのメリットがある。

まず1つ目は密着感があることだ。横になっている相手にそのままくっつくために、ほぼ身体の半分を密着することができる。イチャイチャしたい時にはもってこいだし、女性にとっても愛を感じることができるので、精神的な満足感を得られる。また、小さな声で話しかけても耳元なら十分聞こえるので、小声で愛を語らいたい時にもおすすめだ。

2つ目は女性の様子をじっくり観察できることだ。四つん這いバックなどだと、自分が動くのに忙しくて相手の様子を感じている余裕がないだろう。しかし、側位なら相手の身体に密着しているのでその反応を逐一確認できるし、喘ぎ声もよく聞こえる、ということ。

3つ目は疲れにくいということだ。ほとんど寝ている状態でプレイするために、余計な体力を消耗しないで済む。

そのため、プレイの終盤で疲れている時や、身体がだるくてあまり動きたくない時、長時間プレイを楽しみたい時にもおすすめだ。

激しいピストン運動はできないが、お尻のあたりに腰を押し当てれば、自然とペニスが相手の陰部を刺激する。なので、緩やかで持続的な素股が可能となるのだ。

ただし、激しいピストン運動ができないと、勃起が続かない場合もある。いくら体力が温存できても、勃起しないとただくっついているだけになってしまうだろう。

その場合は、女性のおっぱいやクリトリスなどを愛撫すると、性的興奮を感じて再び勃起してくるのでお勧めだ。女性にとっても同時責めはとても気持ち良く、勃起が収まってもそのことに気付かない場合もある。

あるいは、女性の片足を上げて責めるという方法もおすすめだ。片足を上げて横から責める状態を「反り松葉(そりまつば)」と呼び、足を上げることで動きやすくなるので、刺激の度合いを変えることもできる。

正確には側位ではないのだが、すぐに移行できる体位なので、側位でやりにくいと感じたらこの体位にしてみるといいだろう。反り松葉はバックや正常位など他の体位に移行しやすいというメリットもあり、他のプレイと組み合わせることも可能だ。

また、女性のクリトリスの位置によっては、後ろからじゃなく前から素股した方がよいこともある。女性によって、クリトリスの位置がお腹に近い場合と、お尻に近い場合があるのだ。

当然、前方にクリトリスがあれば、前からペニスを押し当てた方が強い刺激を感じる。また、前からだと抱き合うようにプレイするので、より愛を感じることができるだろう。

初心者でもやりやすい体位なので、素股に慣れていないからはまずは側位から試してみてはいかがだろうか。