既婚者・彼女持ちの客に安心する
意外かもしれないが、デリヘル嬢が困ってしまうのが“デリヘル嬢に本気で恋する客”だ。遊びではなく正真正銘ガチで恋されると、毎回真剣に口説かれてうまく断るのが面倒くさいらしい。そればかりかちょっと勘違いしている客なんかになると、嬢のSNSに執拗にコメントを送ったり、ストーカーまがいのことをしてくる怖い存在なのだ。
デリヘル嬢としては、好意を持って指名してくれるのはありがたいがガチ恋客は面倒くさい。面倒くさすぎてNG客にすることもあるそう。そしてこういう男は恋愛経験の少ない傾向にある。
嬢は男性客が喜ぶようなことを言うのも仕事のうちなので、「楽しかったよ」「また会いたいな」「会えて嬉しい」などと言う。これは“デリヘル嬢と客として”で成立している言葉だが、恋愛経験の少ない男はこういうことを言われるとすぐに好きになってしまうのだ。
デリヘル嬢としてもそれが狙いではあるが、ガチ恋すぎると無理で、何事にもいい塩梅というものがある。
その点、既婚者や彼女持ちの男は、例えデリヘル嬢に好意を持っても綺麗に遊ぶと思われている。本命と遊び、現実と非現実をちゃんと分けている男は面倒くさくない。
だから特に聞かれなくても自分から「奥さんがさ~」「彼女がさ~」などと言ってアピールしてもいいだろう。あくまでもデリヘルは“遊び”であるという、余裕を見せることができる。
同じ「可愛いね、好きだよ」と言われるにしても、独身や彼女なしの男と既婚や彼女持ちの男では言葉の重さが違うのだ。
余裕を持って綺麗に遊ぶ男にデリヘル嬢は安心する。恋愛経験の少ない男は、嘘でもいいから一度彼女や奥さんがいるように言ってみると、デリヘル嬢の態度の違いが分かるはずだ。