お金を払っているから何でもしていいわけではない

デリヘルを利用する男性の中には、とんでもなくマナーが悪い客も存在する。
「デリヘル嬢に無理難題を押し付ける」だったり、「デリヘルではできないプレーを強要しようとする」だったりと、マナーが悪いお客さんは、デリヘル嬢にとっての天敵でもあるのだ。

デリヘルはホテルや自宅に嬢を派遣してもらい、そこでプレイを行う。
普通の店舗型の風俗店とは違い、そこにお店の男性スタッフはいない。
だからこそ、他の風俗ジャンルと比較して、嬢に対して強く出てしまうお客さんも多くなってしまうのだ。

こういうお客さんは、「こちらがお金を支払っているからやってもらって当たり前」だと考えているという大きな特徴がある。
「こっちは高いお金を払っているんだから、これくらいしてくれて当然だろう!」という考えで、重大なマナー違反を平気で行うのだ。

また、マナーはギリギリ守るが、デリヘル嬢に対して自分勝手なプレイを求めてくる男性も多い。
「あれしてこれして」と、次から次に要求し、時間ギリギリまで嬢とプレイを楽しもうとするお客さんもいるのだ。

確かに、事前にコースを選択して時間は決められているが、その時間というのはプレイ後のシャワーも含めた時間である。
その時間いっぱい、ずっとエッチなことができるわけではない。
60分コースなら、最低でも残りの10分はシャワーや帰りの身支度をする時間として残すべき時間なのだ。

しかし、こういうお客さんは、最後の最後まで楽しもうとする。
最後まで体を触ったり、キスをしようとしたりしてくるのだ。

デリヘルというのは、普通の人にとっては高額な料金を支払うことになる。
贅沢な遊びの一つである。
だた、その高額な料金を支払ったからといっても、お客さんは何でもしていいわけではない。

「こっちはお客さんなんだ!」だったり、「お金を払っているからしてもらって当然」と考えるような男性は、お店や嬢からすると、悪質な客だと認定されてしまうだろう。
こういうお客さんはお店や嬢からすると、求める客ではないのだ。

このようなお客さんを接客するのが嫌だからという理由で、デリヘルの仕事を辞める女の子も存在する。
そうなると、このようなマナーが悪いお客さんは、お店からすると害しかない。

デリヘル嬢も人間だからこそ、相手の気持ちを考える必要がある。
「こういうことしたら嫌かな?」だったり、「このお願いしたらどう思われるかな?」と、考えてから言葉を発するようにしたいところだ。
そうすることで、お互い楽しみながら、楽しい時間を過ごせるだろう。

確かに、お金を払っているお客さんではあるが、デリヘルという特別な商売だからこそ、こちらも相手を気遣う必要があるのだ。
普通の飲食店とは全くわけが違う仕事だからこその気の使い方があるだろう。

デリヘルを利用しているときは、決して傲慢にならずに、少し下から接するくらいが丁度いい。
「エッチなことをしてもらっている」という気持ちを忘れてはいけないのだ。

もちろん、嬢が最悪な態度をしてきたときは、我慢せずにお店に言うなりしてもいいだろう。
でも、嬢がしっかりとした態度で接客をしているのに、こちらが傲慢な態度を取ってしまうのは絶対に良くない。

デリヘルというのは、真摯な態度で向き合う必要がある。
こういう仕事だからこそ誠実に、真面目に相手と向き合い、そしてエッチなことを楽しむ。
嬢だけではなくお客さんもそういう気持ちで向き合うことで、気持ちいい体験ができるのだ。
「お金を支払っている方が偉い」なんてのは幻想だ。デリヘルのお客さんと嬢、どちらが偉いなんてのはない。

マナーが悪い客が増えてしまうと、それだけデリヘル嬢は少なくなるだろう。
決してデリヘル嬢が増えることはない。
そうなると、デリヘル好きの男性たちは選択幅が狭くなり困り果てると思う。

このようなマナーを知らない人がこれ以上増えないように、デリヘルを利用するときは、節度をもってから利用するようにして欲しい。